ゴルフには様々な国内国外含めて様々なブランドがありますが、正直見た目以外でどういう特徴があるのかというのは結構わかりにくいと思います。
特にゴルフクラブはブランドだけでなく、ヘッド形状やシャフト(長さ、硬さ、キックポイント等々…)、グリップなど様々な点を自分好みにカスタマイズすることができるので、詳しくなってくると楽しい一方、初心者の頃は特に道具を扱うスポーツの中でも取っ付きにくい分野だと思います。
実際私もゴルフを始めた頃は、数ヶ月何度も勉強しても結局あまりわからず、ゴルフショップに行っては「全然わからん」となって帰ってしまうようなことの連続でした。
というわけで今回はまず一番基礎の基礎として、ゴルフクラブの4大ブランドである、TaylorMade(テーラーメイド)、Callaway(キャロウェイ)、PING(ピン)、Titleist(タイトリスト)の大体の特徴について、私見をお伝えできればと思います。
※あくまで個人的意見ですが、周りの多くの人に聞いて共通していた印象等について記載していきます。
TaylorMade(テーラーメイド)
おそらくゴルフを始めて一番最初に知るブランドになる人が多いかと思います。
というのも、おそらく現時点で一番有名であるプロゴルファーのタイガーウッズが契約しているブランドである点や、世界ランキング一位のローリーマキロイが契約しているブランドだからです。
日本においても、2023年に賞金王になった中島啓太が契約していたりと、世界や日本のトップが契約しているという点でブランド価値もかなり高いものになっていると思います。
肝心のクラブの特徴としては、初心者から上級者まで幅広いラインナップを揃えており、バランスが高い印象です。
例えば、現時点で最新作のステルス2というモデルに加えて、ステルスグローレという少し優しいブランドもラインナップしている(通常他メーカーだと1ブランドラインナップというのが多い)など、幅広いゴルファーのレベルに応じた展開をしています。
またテーラーメイドはアディダスの傘下ということもあり、アパレルにも最近はかなり力を入れています。有名セレクトショップのUnited Arrows(ユナイテッドアローズ)とのコラボも多数展開するなど、かなり若者を中心におしゃれに気を配るゴルファーへの訴求も強めています。
おしゃれで万能ということで、テーラーメイドを選んでおけば間違いない、そんなブランドだと思います。
Callaway(キャロウェイ)
まず最初は読み方が難しいと思います。「キャラウェイ」ではなく「キャロウェイ」です。ここ間違えると恥ずかしいので覚えておきましょう。
キャロウェイはテーラーメイドと並ぶ2大ブランドです。海外選手では正直ゴルフ好きでないと知らない選手が契約選手かと思いますが、大きいのはなんといっても日本の石川遼が契約選手であることでしょう。
ゆえに石川遼のファンを中心に、テーラーメイドよりもコアなゴルフ好きに愛されている印象を受けるブランドです。
クラブの特徴はというと、テーラーメイドよりも少しアスリート向けの展開をする印象が強いです。最新作のパラダイムは海外ツアーの選手の要望を多数取り入れたということで、初心者〜初級者が使うには少し難しい印象を受けます(もちろん簡単なモデルもラインナップしていますが、全体感の印象です)。
そのため逆に、ゴルフ中級者(100切り以降)の「自称ゴルフ上手い人(本当に上手い人も含めて)」にとっては使っているとカッコ良いクラブになるわけです。
アパレルに関してはキャロウェイも最近はおしゃれなアイテムが増えてきていますが、シニアの方のゴルフウェアを私服にしている人は結構な確率でキャロウェイなので(偏見)、どうしても少しおじさん臭さを感じてしまう印象です。
良い意味でゴルフにより熱中している、本気度が高い人に愛されているブランドだと思っています。
PING(ピン)
テーラーメイドとキャロウェイ以外は正直ゴルフを実際始めてからでないと知る機会がなくなると思います。
しかし、ゴルフを始めてからは絶対に知ることになる(そして大抵好きになる)ブランドがこのピンというブランドです。
特徴はなんといっても「優しい」ことです(他メーカーと比べて相対的に)。簡単に言えば、曲がらずまっすぐ飛んでくれる(特にドライバー含めたウッド系)クラブが多いです。
特に最新のドライバーG430の人気は凄く、周りの友達や練習場で見ても、かなりピンのドライバーを使っている人が増えている印象です(以前はテーラーメイドやキャロウェイがほぼほぼだった印象)。
優しくて扱いやすいクラブが多い一方で、ブランドの特徴としてもしっかりとしたゴルファー訴求(コンペだけでゴルフをするというよりも、しっかり練習して上手くなろうとしているゴルファー)をしている点から、初心者から上級者まで全ての人に愛されているブランドかと思います。
個人的には、これからゴルフを始める人にはぜひ選んでいただきたいブランドです。
Titleist(タイトリスト)
タイトルを獲る者という意味があるタイトリスト、その名の通りターゲットは完全なアスリートゴルファーです。
ゆえに、クラブも全体的にやや難しいクラブがラインナップされている印象です。
そしてタイトリストは特にアイアンとウェッジ(VOKEY)に定評があり、多くのアスリートゴルファー並びにプロゴルファーが使用しています。
また最近では他ブランドの影に埋もれていたウッド類も人気になってきており、最新作のTSRシリーズはなんと2023年のプロゴルファー使用率1位を確立しました。
というわけで、主に中級者以降に愛されているブランドの印象です。
またプロの使用率が高く、使っていると「上手そう…」と思われることも多いため、私のようなミーハーなゴルフギア好きからも一定の評価を得ています(はい私もタイトリストが大好きです、下手ですが)。
初心者から初級者のうちはなかなかおすすめできませんが、見た目にこだわりたい人や上昇志向の強い人にはぜひ一度使ってみてもらいたいブランドです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回取り上げたブランド以外にも、ゴルフには様々なブランドがあります。それこそ国内ではダンロップ(スリクソン)、ブリヂストン、ヤマハ、ミズノ、ホンマ、オノフ等々…海外でもコブラも有名ですし、最近は地クラブも色々と種類が増えてきています。
もちろんターゲット層やクラブの特徴は異なるものの、結局は自分が好きな道具を使うのが一番ですので、色々見た上でぜひこれだ!というものを見つけてみてください!
また細かいクラブの特徴だったりは別で記事にしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!